4月11日(月) 昼
昨日の夜、
おじいちゃんに対して叔父さんが
「死ぬ間際くらい人に感謝したらどうですか」
って怒ってた。
おじいちゃんは今まで大病してなかったからか、
90歳を越えてるのにも拘らず
自分が人から手を借りなきゃ生きていけなくなったことを恥ずかしいこと、情けないことと思ってる節がある。
それで、介護している娘や息子(私にとっての母や叔父)に素直に感謝できなくて、嫌味っぽいことを言ったりする。
それに対して、そろそろ怒るでってなるのは普通。
けど、これを言われた時に、
無言で頭掻いていた(癌のせいか皮膚の痒みが酷い)おじいちゃんの姿が、なんか
頭もボケて耳も遠くなってるけど、
あれは聞こえてたと思う。
人生の終わり方ってどうしたら綺麗になるんだろう?
日々弱っていって、長年住んでいた家から自分だけがいついなくなるか分からないって状況。
どういう気持ちになるんだろう。
「大往生」というのはあくまでも人から見た評価。
なにか私の恋に似ている。
私はその人の心からいつでもすぐにでも消えてしまいるんだという恐怖。
怖い、悲しい、が怒りに変わる時の気持ち。
頑張れ、私。
頑張れ、おじいちゃん。
最近ずっと唱えてる。